本文へスキップ

PSO+PSU+PSO2のファンサイトリンク
Bland New Tea☆Time♪

Bland New Tea☆Time♪

このページは、管理人が書いたPSO小説となります。
(HP小説の無断転載を禁じます。)
PSO(Phantasy Star Online の略称)は、SEGAの登録商標です。
作品の著作権は、作者にあります。
なお小説の内容は、ゲームの攻略等を示す物ではありません。
小説はオリジナル要素を、多分に含みます。ご了承の上お読みください。
ご理解頂けない場合は、ブラウザバックでお戻りください。
なお小説内に登場する企業・組織・団体は架空のもので、実在する企業・組織・団体とは無関係です。

Phantasy Star Online Destiny 本編09話pso-novel

「災厄の業火」
総督府第二演習場…

 「イチイチ・マルマル(11:00)作戦を行動します!」
 ハンターズの代表格と見られる一人が、そう告げる。
朝からのブリーフィングが終わり、各自指定されたポイントの転送装置へ飛び乗る。
 今回、エリス達が降り立つポイントの隊員は以下の通りであった。
ELICE K's MIMI MARIA +:Noel:+: Remi Dunamis、KANOSO runa RURU ZEFHYR Raiden
以上12名のパーティである。


森エリア1…

 淡く優しい光が当たる木漏れ日の中、颯爽と進むメンバー達
 「くすぅ♪こうしているとピクニックみたいですね♪」
ノエルの笑顔で、皆の作戦に対する緊張が和らいでいく。
 「そうだねえ^^こんなに天気いいし♪」
笑顔で、そう答えエリスは空を眺め見慣れない物体を発見した。
 「あれ?」
 「どうした?・w・」
 指差した先に映るのは、上空に浮かぶ遊覧船。
総督府管理下における現状でハンターズ以外の民間船は、これない状況にある…。
怪訝な表情を浮かべ、なにかがおかしいと思い立ち止まる。
 「待て!…何かがおかしい。原生生物以外の気配がある…?」
 「どうした?」
カノソの呼び止める声にK'sがそう呼び、全員が臭いを頼りに目を向けると…
 「!!!」
 突如、エンジンルームから火を噴出し体勢を傾ける遊覧船。
さらに追い討ちをかけるかのごとく、地表なら謎の飛行体が飛び上がり遊覧船に激突する。
 「ミサイル!?いや、まだ何かある!」
 ライデンが指し示す方向に、全員が目を向ける
別方向から炎の弾が遊覧船に向けて発射され、遊覧船は炎上しながら地表に墜落していった。
 「こちら、カノソチーム。地表探索中に遊覧船が何者かに攻撃を受け、墜落した模様。
  ただいまより、救助に向かう。」
カノソが、BEEシステムを使い総督府に連絡すると同時に救助に走り出した。


森エリア2…

 「作戦第一段階完了。第二段階ニ移行シマス」
インフェルノバズーカを構え、遊覧船が墜落していく様を見届けるレイキャスト。
 「遊覧船の中の少女は、人質であり重要な人物である…確実に生きて捕まえよ!」
部隊長の男はそう命じる。
 「フヒヒヒ…あの娘に隠されている秘密も知りたいわい…フハハ…ヒヒ…(ブツブツ」
神経質そうな科学者は、ブツブツといいながら目を赤く血走らせていた。
 「フン…本当の作戦はフタサン:マルマル(23:00だったわね?それまで寝させてもらうわ。」
 側で科学者を侮蔑を込めた青い瞳で見ていた、小柄な少女エリス=シュヴァルツァー
黒いレザーのハンタースーツを翻し寝室へと向かった。


森エリア1…

 左腕に付けられたバリア発生装置及び通信機器から信号がなる。総督府からの伝言だ。
 「現在、進行中のハンターズでもっとも近いメンバーが向かっています。
  あなた達は、火災発生の危険があるため、消火作業のできるデバイスを渡します。
  それをインストール後、現場に急行してください。」
 通信終了後、アーカイブ圧縮された箱が転送装置より届きインストールを開始しだす。
 「・w・?」
 レミが視線を一つの方向を指し示す。
エリス達が、そちらに視線を森の奥深くセントラルドームのある位置に見定めた。
 「黒い煙…もう火災が広がりつつあるのか…?」
ゼフィールの呟きと共に、全員に一斉に緊張感が広がっていくのであった…。


森エリア2…

 「きゃー(>▽<)」
kumiの悲鳴に呼応するように紅蓮の炎は勢いを増し森を飲み込もうとしている…
 「く…そ……なぜテクが…!?」
消火しようとラバータを使えない現状にとまどうRAIKA
 「あわわ…」
 口に手をあてある方向を指さすWink"
指し示す方向から、紅蓮さなかから這い出る黒い巨大な影。
いや、巨大な影にあらず… それは、凶悪なまでに目を血走らせたヒルデベアであった。
 「セリ、いくぞ…」
 「おけw」
 マシンガンを構えるRAIKA、ツインブランドを握り締めるSeris
Seris達の必死の攻撃をかいくぐり、ヒルデベアはその巨大な拳を振り上げる。
 「もう…やだよぉ…」
mikiの泣き声をかき消すかのごとく、その凶悪な拳は振り下ろされた。


森エリア1…

 森エリア2へと続く転送装置近くまでたどりついたエリス達。
 「もう、こんな所まで熱波が…皆先を急ごう!」
 「おうさぁw」
額に伝う汗をぬぐい森エリア2そしてセントラルドームを見上げながら、ミミが元気に答えた。


森エリア2…

 「!!!」
 荒れ狂う炎は、まるで腹を空かせた獰猛な生物の顎のように森を燃やし続けている。
現状に息をのむエリスを安心させるように、マリアが前にでて雷杖インドラを構える。
 「わたしにまかせて☆いくよ!」
マリアが腕を前に出し両手に氷の結晶が集まり周辺の気温がさがる。
 「ラバータ!」
本来なら、周辺を氷づけにするラバータだが発動しない。
 「〜」
 いつもの、テク失敗かと思ったが、他の全員がテクが使用不可の状態だった。
 「しかたない。全員銃器を持って消火活動に!」
 消防団の経験があるK'sが指揮を執り、消火作業を進める。
先ほどのディスクによりフォトンの弾のかわりに水が発射され消火されていく。
 「要救助者を発見したよぉ〜♪」
RURUの声と共に救助者のたすけに入る主達。
 「助かりました…。ほかの皆をたすけて…くださ…まさか、奴らが…」
 その言葉を最後に気を失う救助者。
救助者を転送した後、注意ぶかく辺りの気配を探る。
 「1…2…3…6……10…まだ増える!?」 
 突如、頭上に黒い影が覆いかぶさる。
異常を察知したエリスは、その影を咄嗟に避ける。
目を真っ赤に血走らせた凶暴な顔をしたヒルデベアが拳を向けて突き出してきたのだ。
 だが、それは当たらず腕は空中に舞い、鈍く光り輝く銀光が胴体は半分に切り裂いた。
 「あまいよ…」
 その場に残像を残し、エリスはヒルデベアの後ろにラストサバイバーを掲げ立っていたのだ。
修行の成果により、銀時計なしでも瞬間的な戦闘時の移動速度は目にもとまらない速さにまで昇華されていた。
 ゼフィールはザンバを頭上高く構え、切っ先にフォトンエネルギーが集まり気合いと共に、振り下ろされる。
 「ぬん!カノソ流剣術…中段の太刀…砕破(サイハ)!!」
刃は衝撃波を生み出しヒルデベアを粉砕しながら周囲を破壊のエネルギーで包み込でいく。
ライデンの拳がヒルデベアの顎を粉砕し、その体を吹き飛ばしていた。
 「まさか…これはヒルデベアのしわざなの…!?」
 エリスが戦いながらそう叫んだ。
他の地点を見るとヒルデベアが火を吐き、森林を焼き払っていたのである。
 「自分達の住む森なのにどうして…!?」
答えてくれるモノなど居ず、襲い掛かるヒルデベアと業火との激闘は続いていく…


洞窟エリア1…

 「フタサンマルマル(23:00)…テクニック使用不可装置…順調に起動シテイマス。ソレニ伴イ、
  ハンターズ一行ハ森林エリアノ消火ニ手間取ッテイマス。」
そう告げるレイキャスト。
 「フヒヒ…実験動物のヒルデベアのやつらはうまくやっておるな…」
 「作戦第二段階も完了って所ね…。」
神経質な科学者と、シュヴァルツァーは、そう答える。
 「よし。皆の者、大詰めだ…作戦第三段階に移行する!」
部隊長はそう告げ、部隊は動き始める…


パイオニア2転送装置入口…

 軍部の人間が、警備にあたっている場所である転送装置前入口。
ハンターズライセンス及び軍人でなければ利用することができない場所。
そこに突然転送装置が起動し、入口を封鎖しているシャッターが開き始める。
 「…なんだ?おい!総督府に連絡だ!」
 警備をしている軍人2人が銃を構え、入口を見つめていると突如転送装置が起動し転送を開始する。
軍人の一人が、総督府に連絡を取ろうと無線機に手をかけたその瞬間、転送が完了した。
 「フン…お出迎え、ご苦労様。」
 現れたのは、つまらないものを見たような顔で立つシュヴァルツァーの姿であった。。
軍人が声を出そうとした瞬間、手に持っていた銃ごと体が切り裂かれた。
 「遅い…それぐらい反応しなさい…。」
 血たまりに倒れふす軍人に向かい、見下すような目でそう告げたのだった。
少し時間をおいて、転送装置から数々の兵士が転送されてくる。
 「フタサンマルマル(23:00)…状況ヲ確認…作戦ヲ開始シマス。」
そう告げるレイキャスト。
 「フハハハハ…ヒヒヒヒ…クハアアアア…いいぞぉぉぉおおお!」
 神経質な科学者は口から涎を垂らし、その眼には狂気を宿せていた。
重火器を携えたレイキャスト・レイキャシールの部隊が闇夜と共に表れた。
無機質な体に、これから起こる惨事の業火を瞳に宿らせるかのごとく…


パイオニア2発電所…

 パイオニア2全体を支える発電施設。
大気中のエネルギー郡を「フォトン」という粒子エネルギーに変換する「フォトンジェネレーター」にかけ、
「擬似テクニックジェネレーター」を使用し電気エネルギーを発生させ半永久的に電力供給を行う代物である。
 「フタサンイチマル(23:10)…一時的ニ電力ヲ供給停止サセマス…」
発電所所員を取り押さえ、作業に取り掛かるレイキャスト
 「各自、フタサンサンマル(23:30)ヲ持ッテ作戦完了セヨ…健闘ヲ祈ル…」
その無線終了と同時にパイオニア2全シップの発電所が停止した。


ハンターズ養成学校寮内…

 「!?」
  銃器の手入れをしている最中の突然の停電。
一瞬の間をあけず、飛び交う銃声の音と生徒のものと思わしき悲鳴。
その瞬間、手元にある整備済のマシンガンとレールガンを持ち出す。
 「なんだ?…侵入者か…?くそ、こんな物しかつかえないか…」
 そう呟きながらノゾミ=デパートは、寮の窓から銃撃戦のする音の方向を見る。
着実に侵入者はこの寮の階層に迫ってきているのである…。
 「やるしかないか…!」
 ドアを開き、侵入者が上ってくると思われる階段方向に銃を向ける。
 「な…お前は…!?」
 侵入者の正体は、同じ養成学校の生徒であり行方不明になっていたレイキャスト達だった。
 動揺するノゾミデパートに操り人形の如く、意思のない瞳で見つめる。
そして照準を向け、発射される銃弾…左腕に銃弾が着弾し引き起こされた爆発によって、
左腕が吹き飛ばされ血潮が、寮の壁に吹きかかる。
 「ぐっ…!!」
 意識が途切れそうになるのを我慢し、右手に構えたマシンガンを乱射する。
ショック状態にする特殊なフォトン弾を使用した事によりレイキャストの行動を停止させる。
 「まだ倒れるわけには!」
意識が白濁しながら、寮の階段付近まで歩きそこで意識が途絶えてしまうのであった。


数分前…ハンターズ養成学校職員室内…

 「今日はサラとユイさんが見回りか…採点も大変だな」
 そう独り言を呟き、職員室でテストの採点をする教師のハヤミ=ブルー
寮内の戸締りと電気の消し忘れ等の確認のため当直の教官が見回りをする事になっている。
そして、今日は教職員全員が担当のテストの採点をするために残っていた。
 「近日中に、 第三次A.R.T(アンドロイド救出チーム)の後方支援部隊として活躍するメンバー
  の選抜のためだからしかたなかろう」
 そう告げるE EK3。
その直後、校庭と寮の方から銃撃戦の音が聞こえ始めたのであった。


ハンターズ養成学校校長室内…

 「ついに来ましたか…」
 校長Dollが椅子から立ち上がり、全教室・寮内全てに向け放送を流す。
 「皆さん…侵入者です。今までの訓練の成果をみせてください…ふふ…(微笑)」
 椅子の側に立てかけてあるカジュシースを手に取り、校長席の左脇についてるモニターを触り始め
プログラムを実行させると、隠し扉が開きディスクが光っているのが目にみえる。
 「ロイド…あなたが託したこのディスクを、つかう事になるとはね…(苦笑)…」
 隠し扉にあったディスクは3枚。そのうちの一枚を出しプログラムを実行させたのであった。
エリスの父親ロイド=シンフォニアの名前がここで出るとは…


ハンターズ養成学校寮内…

 「細胞分裂促進剤…それに止血と輸血の準備を!」
 サラ先生とユイ先生iが寮内で倒れているノゾミの治療に取り掛かる。
レスタと細胞分裂促進剤との複合作用により、繋げた左腕が修復されていき一命を取り留めた。
 「うっ…グッ…」
 「意識が戻ってきたわね。」
痛みにより、意識が覚醒したノゾミであったが思うように体が動かない。
 (血を流しすぎたか?)
 意識朦朧としながらも、周囲を見回すとサラ先生とユイ先生が他の生徒の治療に専念していた。
自らにレスタをかけふらつきながらも立ち上がる。
 「現在の状況を確認しました。現在謎の勢力による、襲撃を受けています。
  これは演習ではない。生徒は武器を所持し、3人一組のスリーマンセルを組み教師の指示に従い
  行動し身を守ることに専してください…(苦笑
  なお、上級生は教師と共に鎮圧に向けプランAによる行動をお願いします(微笑」
 ハンタースーツについてる無線から校長Dollの指示が飛ぶ。
 「それでは、皆様。プランA【ウルト】を発動しますね…(微笑」
 その言葉と同時に、ふらつき脂汗を流し今にも倒れそうなほど血を流しすぎたノゾミ達に異変が起きる。
 体が突如光だし、両手に赤と青の光がまとわれた状態になっていた。
それは肉体強化のテクニックシフタとデバンドがかかった状態であった。
 「これならいける…!」
目に力強さが蘇り、意識が覚醒されていく。同時に体の反応速度もあがっているみたいだった。


ハンターズ養成学校校長室内…

 「どうやら、成功みたいですね…(微笑)…」
ディスクを使用し、学校敷地内全てに補助と回復がかかっている状態になっていた。
 「あとは、このディスクを守り通すだけですね…(苦笑)…」
その時、校長室入り口の扉が開き侵入者が姿を現した。


ハンターズ養成学校校庭内…

 「あとは、校舎内だけだ!」
 侵入者を捕縛・行動不能状態にまでし戦況を打開していくノゾミ達。
校舎内部に突入し、武器庫へと向かう。
 「装備を入手しだい、各部屋の鎮圧を行う。」
 銃撃戦の音が鳴り止まない中、必死に侵入者を撃退していくノゾミ。
 武器庫の前にたどり着き、待ち構えていた侵入者の銃撃を交わしつつ反撃にうってでる。
侵入者のレイキャストの銃弾が右コメカミを擦るように当たり、血が流れる。
それを気にせず、両手に構えたマシンガンで額と心臓の位置めがけて発射し相手を沈黙させる。
 「銃口の向きさえ分かれば、避けるのはたやすい!」
身体機能が通常の3倍ほどに強化されている事により銃弾の発射角度が容易に見て取れる。
無線から、状況が好転していくのが聞こえてきたその瞬間、巨大な振動と爆発音が鳴り響く。


ハンターズ養成学校校長室内…

 壁面一面にひび割れと、視界を覆うほどの粉塵を撒き散らしながら立つのは2人。
 「フン…甘いわ…」
そう言い放ちソウルイーターを構えるシュヴァルァーとDollの姿であった。
dollの放った最大威力のグランツの衝撃に耐えたのであった。
Dollのグランツの威力は凄まじく、校舎の一部を瓦解させるほどであった。
 「ディスクを渡しなさい…!あなたには、必要のないものよ」
少女は鎌を突きつけ、Dollを睨む。
 「…あなた方に渡すわけにはいきません…」
 カジュシースが光り輝き、強烈な光の矢の奔流となり少女と周辺を巻き込み衝撃が走った。
その衝撃で床が抜け落ち、一階にいたノゾミ達の目の前にDollと少女は姿を現した。
 「な…エリさん?いや…ちがう!?」
 小柄な少女を見て戸惑うノゾミ。
その発言に一瞬視線を向けた隙をつき、Dollの放つ特大フォイエが女のお腹にあたり吹き飛ばす。
 「逃げます…早く走って…!」
 「逃がさないわよ…!!!」
ノゾミに逃げるように指示し最大威力のグランツを放とうとしたした瞬間、Dollの体は切り裂かれていた。
 「ディープ・インパクト(突き刺さる衝撃)!」
邪悪な黒い炎を纏ったソウルイーターが、Dollの首を切り落とそうとするのを放たれた銃弾が当たり
注意をノゾミに向ける事に成功する。。
 「校長大丈夫ですか!?あなたは誰だ?どうしてこんな事を…!!」
 叫びつつ、銃を少女に向けるノゾミ
トリガーを引き絞り、いつでも発射できる状態でそう告げた。
 「フン…知る必要のない事などいくらでもあるのよ…」
 発動中のディスクを取り出し、シュヴァルツァーは興味なさそうにノゾミを見つめながらソウルイーターを
横薙ぎに放たれた一撃をのけぞりでかわし、銃を乱射するノゾミ。
だが、その乱射は幻でも撃っているかのごとくすりぬけ、地面にあたるだけだった。
 「遅い!」
 すでにノゾミの右側に移動し、振り切ったはずのソウルイーターの一撃がノゾミの右腕を吹き飛ばす。
それとほぼ同時に左腕で放たれたラフォイエが足場を崩し、姿勢を崩した所をDollの放った最大威力の
グランツが先ほど受けた腹部に炸裂する!
 「ガハッ…」
 校舎の壁を完全に粉砕し、シュヴァツァーが校庭にまで吹き飛ばされていた。
口から出た血を拭い、ククッと笑いソウルイーターを構え直す。
それと同時に、シュヴァルツァーの全身から放たれる強大な殺気が一機に膨れ上がる。
それは、生物が持つ生命の危機を知らせる根源的な恐怖を揺り起こすほどであり、周囲の全てのヒトが
恐怖に身がすくみ、身体が硬直してしまう程であった。
 だがその時、少女の左手についている無線機がなり響く。
 「A.N.G.E..L..S計画に支障がでてはいかん!ディスクをてにいれしだいもどるのじゃ!エリス」
 「チッ…、いまから面白くなる所だったのに。しかたないわね。」
 手に持っていたディスクをひらひらとさせながら、つまらなそうに殺気を納めると黒い空間を開き
一瞬にして消えうせたのであった。
 「A.N.G.E..L..S計画…ついに動き出し始めましたか…(困惑」
 Dollの呟きは、誰の耳にも入らず空に消えていく。
電気が点り、パイオニア2のスプリンクラーが発動し校舎をぬらしていく。
それが、この激闘の終焉を示していた。
前ページに戻る「Return」                         次のページへ「Next

HPバナー

PSO2応援バナー

inserted by FC2 system