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Bland New Tea☆Time♪

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Phantasy Star Online Destiny 本編12話pso-novel

「蠢く巨蟲」
 エリス洞窟より帰還から4日目…蚊の祖道場…

 「ふぉぉぉ!ルナいるかあああ?」
 「ん?だれ〜?」
 ポンデリ○グを皆で食ってる最中に、大声と共にドンドンと道場の扉を叩く音が聞こえてきた。
runaが帽子のポンポン2つを揺らしながら、扉を開く。
 「ふおおお!来たぜええ!!」
酒とつまみを持って現れたのはRaizu
 「ライズか、あそびにきたのか」
 「やれやれだぜ・・・」 「^^;」 「フッ・・・」
お酒の匂いをかいで、目を光らせるカノソを見て呆れる弟子ゼフィール、ルル、ライデンの3人
 「いや、総督府からの仕事の依頼だ、ふぉおお」
手土産のお酒を置きながら、ライズが手渡した依頼書を見るカノソであった。

「洞窟の調査」
依頼主:総督府

依頼内容:
 洞窟エリアへの新たな進入口を発見。
内部の調査および安全を確保してほしい。
報酬:5000メセタ


 お酒を手渡され、呑みながらカノソが答える。
 「それで、総督府暗部のライズがきたってわけね。よし、依頼を受けよう。皆でるよ!」
カノソの号令と共に弟子たち全員の気合の入った声が聞こえる。
 「応っ!!」


セントラルドーム内部…

 ドラゴンを切り倒し、安全装置のロックが解かれると転送装置が起動する。
 「ここの調査を行った科学班によると洞窟への転送もできるらしい。ふぉぉ!」
上半身裸でポーズを決めながら説明するライズ。
 「ちょwライズ・・・なぜ脱ぐの!?」
 「ふぉおお!裸族だからだ!!(どーん」
Raizuが真面目な顔で答えるのに、ガクッと膝を突きうなだれるRURU
 「え〜・・・」


洞窟エリア1…

 ギシャアア!!
ギルシャークとナノノドラゴが突如姿を現し、咆哮と共に先制攻撃を仕掛けてくる。
 「おらああ!!カノソ流格闘…衝破(ショウハ)!」
ライデンの拳がギルシャークの骨をへし折るにぶい音を立てながら吹き飛ばす。
 「ぬん!カノソ流剣術…中段の太刀…砕破(サイハ)!!」
ゼフィールのザンバによる砕を大幅に上回る衝撃波が地面を破壊しながら敵を飲み込んでいく。
 「フィフス・ラバータ!!」
ルルの5本の指から放たれるラバータが敵を殲滅していった。
 「ふおぉおおお!やるじゃなーい」
ライズが歓心した顔で口笛を吹きながら言った。


洞窟エリア1中心部…

 「む・・・?」
 地面の振動が増しながらある洞窟内に一歩踏み込んだ。
落盤がありこの先の進入を拒むかのように巨大な岩と土砂が山積みで聳え立つ。
 「ふおおお!なんだこりゃ?突然、総督府と連絡が取れなくなったぞ?」
バンバンと通信機器をたたいてみたりするライズであった。
地面の振動を感じながら、土砂崩れが起きないように慎重に辺りを探り始める一行。
  「みんな〜こっちから行けそうだよ〜?」
ルルが手を振りながらその場所を指し示す。
 「よし!行こう!!」


洞窟エリア2…

 洞窟エリア1とうって変わって涼しげな空気が漂い水が流れる音が聞こえる。
 「あわわ、どうなってるんだろ?」
カノソが周りを見回しながら答えた。
 「さあねえ?とりあえず先にすすみましょ」
runaがポンポンを揺らしながら先を急がせる。


洞窟エリア2中心部…

 水が流れ落ちる滝のような部屋の中で双子の女性が倒れている。
 「た・・助けてください・・・。」
そういい残し女性は女性は気を失った。もう一人の方もすでに意識はない。
 「なんなんだ?なぜここに?」
ゼフィールが不思議そうな目で女性をみていると、その手が写真がこぼれ落ちるのを見た。
 「これは・・・?」
 その写真に写っていたのはエリスの祖母イヨとK'sとミミの姿とメルセデス探偵事務所の2人が写っていた。
事態を重く見た一行は、テレパイプで双子の女性を病院に送り先に進むことに決めた一行。


洞窟エリア3…

 今までの洞窟はまたしても異なり、機械が壁一面に広がる光景だった。
 「ふぉ?ここロックがかかっているな・・・」
ロック式の扉に対してゴンゴンと叩くライズ
 「どいてろ・・・カノソ流上段の太刀・・・双牙砕刃(ソウガサイジン)!!」
 カノソが放つ、圧倒的な衝撃波によって壁が破壊されるのであった。
その衝撃は凄まじく、ドオオオン!!という音と共に瓦礫が落ちてくる。
 「ブッ・・・ブツン!・・・ますか?・・・こちら総督府きこえますか?」
その瞬間、総督府との連絡が取れ、ナビシステムが回復する。
 「こちら、カノソチーム。総督府どうぞ。」
BEEシステムによる交信を開始する。
 「妨害電波の出ている機械を破壊されたみたいですね。ありがとうございます。」
扉の反対側をのぞいてみると巨大な機械が瓦礫で押しつぶされていた。
 「先ほど、救出された双子の女性は意識を取り戻しました!その内の妹の方は
  現在行方不明であるシンフォニア家と共に姉を探していた模様です。」
事実を知り、やはりといった表情で互いに顔をあわせる一同。
 「そちらに画像が送られていると思いますが、シンフォニア家は現在監禁されている
  可能性が非常に高いと思われます。調査及び捜索を続けます。」
数瞬の間があって、返事が返された。
 「わかりました。なお危険と判断した場合すぐに戻ってください。」
緊張をはらんだ声が聞こえてくる。
 「了解。」
迷いなき返事で返し、交信を終える。
 「皆先に進むぞ、いいな?」
皆の顔を見て返答を待つKANOSO
 「もちろん、いきますよ!」
気合と共と皆の声が揃う。


洞窟エリア3最深部…

 「ここは・・・?」
 激流の川の流れに泊めてある大型貨物輸送用のボード
 「ブン・・・総督府です。川の流れの先に何かしらの発信信号があります。」
 ボードの上に全員載り、動かした瞬間・・・!
ゴゴゴ・・・という波と共にボードが勢いよく流される。
 「なんだ・・・あれは!?」
 波によって揺らされるボードの頭上には鎌首をもたげ、触手を上下左右にうごかす巨蟲が姿を現す。
ギシャアアアア!!耳障りな奇声をあげ、口に巨大なエネルギーが集まっていく。
 「ビームだ!よけろ!!」
runaの声と共にビームが、ボードに当たり激しく揺れ動く中、振り落とされないように踏ん張るのを
あざ笑うかの様に追撃を打たんとする巨蟲デロ・ル・レ。
 「もう一発!?」
 「ラフォイエLV30x10!!」
 転倒しデロ・ル・レを見上げるRURUを狙い撃たんとするデロ・ル・レに向かって放たれる爆発。
runaの両指が放たれるラフォイエ10発がデロ・ル・レに直撃し、ひるませる。
 その一撃により、デロ・ル・レの顔表面を覆っていた甲殻がはがれ、奇妙な顔がのぞいてくる。
表面は赤黒い血管が脈打ち巨大な緑の目が怒りをあらわにしている。
ギシャアア!!と声と共に川にもぐりボードの横に姿を現す。
ボードの長さより圧倒的に長い体から突き出される触手。
 「ぐぅ・・・シンフォニア流中段の太刀…桜舞(オウブ)!」
各メンバーが触手に刺され、毒素を送り込まれそうになる瞬間に、カノソの放つ竜巻の一撃が
触手を切り刻んでいく。
その機を逃さず、runがレスタとシフタ・デバンダを掛け全員の攻撃力を引き上げた。
 「双牙砕刃(ソウガサイジン)!!」
 「フィフス・ラフォイエ!」
 「ライズ!同時にいくぞ!」
 「ふぉおおおおおおおお!ばああああくねえええええええええつううううう!!!」
 「カノソ流格闘術奥義…紅蓮衝破(グレンショウハ)!」
 ゼフィール、ルル、ライデンのそれぞれの持つ最大の技を繰り出し、デロ・ル・レが悲鳴をあげた。
止めとばかりに、右手に集められた巨大な炎の塊となって、デロ・ル・レにつっこむライズの一撃が
甲殻を砕きながら内部にめりこむ。
 「ふぉおおお!いまだ!!runa!カノソ!!」
 「ラフォイエLV30x10!!」
デロ・ル・レの体内にむかって連撃で拳を振るい続けるライズごと巻き込みながら放たれる、
ラフォイエの爆発が、デロ・ル・レの巨体を空中に浮かび上がらせた。
  「カノソ流・・・奥義の太刀・・・黄泉凶月(ヨミノマガツキ)!!」
 カノソの体から吹き上がる、赤黒く輝く不気味な月を思わせる巨大な闇の力が形作られていく。
その闇の力を乗せたソウルイーターの一撃はデロ・ル・レを飲み込み爆砕したのであった。
衝撃は凄まじく、天井にヒビが走りボードを照らしていた電灯が消え、瓦礫と共にライズが落ちてきた。
緊急停止装置の作動により、ボードが別の泊まり場に自動停止した。
 「お疲れ様でした・・・
 ボードは電気によって動いていたと思われ、これ以上の航行は無理だと思われます・・・」
 総督府からの返答だった。
魔窟の奥はまだ深いのだろうか・・・?
真実は未だ闇の奥深くに眠り続ける・・・


エリスが洞窟から帰還してから一週間後の夕方


エリス洞窟より帰還から一週間…総督府内・総督職務室…

 「総督府暗部担当・・・Iria及びKagemaru両名入ります。」
 タイレル総督の第二秘書弥生(Yayoi)がコントロールパネルを見ながら話す。
 「うむ・・・」
神妙な面持ちで答える総督
 「失礼します!暗部少尉イリア・キリースです!」
 「同じく暗部少尉影丸であります!にんにん!」
 敬礼をし、軍人のような規律ただしい動きで総督に近づく。
 「何かわかったかね?」
 「はっ!現在判明してる件はこちらであります!」
鋭い目つきで2人を見つめる総帥に、資料を手渡し説明を開始するイリア。
 「一昨日、洞窟の調査を依頼していたカノソ組によると地下深くに水脈と巨大な蟲の存在を確認。
  デロ・ル・レだと思われます。」
 「たしか、デロ・ル・レは、パイオニア1に乗り込んだオスト博士が研究していたのではないのかね?」
 「そちら件ですが…こちらを見ながら説明しますどうぞ、にんにん。」
一歩前にでて資料の横にあったディスクを、モニター画面に写しだされる映像を指差す影丸。
 「現在行方不明であるエリスを除くシンフォニア家一行が侵入したと思われる東経67北緯195
  の森エリア地点からの洞窟エリアの映像ですが…
  カノソ組の進入した洞窟エリアと場所が繋がったと見て取れます。」
 「ほう…」
 「そして…カノソ組によって助けられた双子の姉妹が持っていた画像です。」
画像が変わり、エリスの家族達とロジャー、メルセデスが監禁されている画像が映し出される。
 「これは・・・!?」
驚愕し立ち上がる総督。無理もない、イヨの横に立つのはオスト博士だった
 「そして、ここからは推測の域をでませんが・・・にんにん!」
 新たなディスクを再生し、いままでの事件の内容を再生させる。
…森エリアで、触手を打ち込まれ絶命するハンター。
…ヒルデベアが暴れまわる映像。
…ハンターズ養成学校(H.G.S)への襲撃。
 「まず、森エリアで始めて遭遇したのはシンフォニア家の証言と、同じように遭遇または襲撃を受けた
 ハンターズの証言から帰結される結論から、触手の形状から見て、デロ・ル・レの物と思われます。
 無論、この触手の形状から見てまだ成長段階のものか、別固体の可能性もあります。
 そして、デロ・ル・レが暴れまわっていた周辺はカノソ達が調べにいった地域であり、またシンフォニア家が
 失踪した地域周辺に該当する事からも、防衛目的または近寄らせたくなかったものと思われます。
  その後、デロ・ル・レが姿を現さないことから洞窟の地下水道に生息地域を移したと見られます。
 見計らったかのように、暴れまわるヒルデベア。この期間、テクニックが使用できませんでした。
テクニック使用不可装置と見られる機器が森エリア2で発見されています。
装置が開発できる者は、現在オスト博士だけです。そして、H.G.Sへの襲撃時校長室であったこの声・・・」
モニターから不鮮明ながら聞こえてくる声。
 『A.N.G.E..L..S計画に支障がでてはいかん!ディスクをてにいれしだいもどるのじゃ!エリス』
その声は、まさしくオスト・ハイル博士そのものの声であった。
 「声は、オスト博士そのものですが…この少女エリスというのも気になりますね。
 顔と体型は、エリス=シンフォニアと似ていますが…シンフォニア本人は、その時間帯森エリアの
 火災鎮火にでており、共に行動したハンターズの証言も総督府との通信ログからも証明されていますから
 本人ではないことは確実です。にんにん。」
 ふむ…と頷き、総督が問いかける。
 「姉妹か…よく似ているハンターまたは、軍人の可能性は?」
 「それもありません。にんにん。妹にミミという子がいますが、フォニュエールなのとこれほどの高い戦闘能力は
 エリスもミミも要していないのも事実です。
 この少女はハンタースーツを着ていますが、認識票や登録タグも見当たらない事から不明です。」
 「なるほど…。全ハンターズ及び軍人の当時の行動記録からの洗い出しはしてあるのか?」
 「それももちろんしましたが…パイオニア2の住人ではないようです。」
 「ということは、パイオニア1に乗っていたということか?
 パイオニア1の乗組員の名簿と、写真を母星コーラルで見ていたがその様な少女を見た覚えはないが…」
 「たしかに、総督のおっしゃる通りです。にんにん。登録されたデータはありませんでした。」
 「オスト博士が、正体不明の襲撃者と関係があると見られるということは…にんにん。」
 「オスト博士が裏切ったか…博士の暴走…パイオニア1軍部の作戦か…」
ゴクッと唾を飲みこみ総督が答えるのを、イリアと影丸が頷きモニターの画面を変える。
 「情報部からの調査から、その事実が確定的となりました。」
 H.G.S襲撃時に現れた少女とオスト博士が、2日前に軍部右翼団体WORKSと会っている映像が表示され
静まりかえる総督執務室
 「再び、何かをやるつもりなのか・・・?オスト博士!?」
 「それに伴い、WORKS内でなんらかの動きがあるとの情報もはいってきました。
  内部には、nonoがスパイとして張り込んでいます。」
 「早急に情報を集め、鎮圧部隊の編成も行う。諸君、頑張ってくれたまえ。」
 「ハッ!了解しました。」
 さらなる指示を出し、急いでイリアと影丸は新たなる任務に向かうのであった。
いい知れぬ不安だけが、肥大していく。
いまだに真実は、闇の底に沈んだままさらなる災厄を巻き散らかさんと蠢いていた。
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