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「Merry X'mas」 |
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森エリア2… 今日は朝から雪が降り続けました。 しんしん…しんしん…ゆっくりと。 皆の幸せの数だけ、たっぷりと。 「今日はいっぱいふってるなー・w・」 サンタの格好をした綺麗なお姉さんRemi Dunamisはそう呟きました。 皆へのプレゼントを袋をつめながら外をみていたレミサンタ。 「あと一週間でクリスマス・w・♪」 クリスマスに向けて家も煙突も作りいっぱい練習したレミサンタも楽しそうです。 数時間後… 「シチュー♪シチュー♪クリームシチュー・w・♪」 大きな鍋でぐつぐつとシチューを作っているレミサンタ。 そんな時、こんこんと、入り口ドアを叩く音がなりました。 「・w・?」 ドアを開け外を見回すレミサンタ。不思議な事にだれも見当たりません。 「いたずらかな…・w・;」 ドアを閉めようとしたら、むぎゅっとした感触が伝わりドアが閉まりません。 そっと下を覗き込むと、ドアにはさまれぐったりしたマグのプーシャン。 「どうしたの・w・?」 シチューをおいしそうにぱくぱく食べるプーシャンに、レミサンタは聞きました。 「えっと…お腹が減って…じゃなくて、実は僕ご主人様を探しているんです。」 野良マグだった頃、ハンターズに憧れて自力でここまで育ったプーシャン。 新しいご主人様を見つけてその人に尽くしたいとの事だった。 「よし!レミが一肌ぬいてあげるかぁ・w・!」 レミは一つ考えて、風船を膨らまし始めました。 「もうすぐ、クリスマスきっと受け取ってくれた人が君のご主人様さ・w・♪」 プーシャンの写真とご主人様となってくれる文書をこめた袋をつけて。 一人と一匹は、気持ちをこめていっぱいいっぱい作りました。 部屋にはいらないくらい、いっぱいに。 「さあ、とばすぞ・w・」 数百にもおよぶ風船の群れは、どんどん飛んでいきます。 その思いを乗せて…どこまでも、どこまでも飛んでいきます。 クリスマス・イブ… レミサンタのお家に封筒が届きました。 中を開けてみると、写真と手紙がはいっています。 優しい笑顔を浮かべる:+:Noel:+:とプーシャンの写真です。 サンタは希望と幸せを運んでくれます。 あなたにとって幸せなクリスマスでありますように…Merry X'mas♪ |
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