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Bland New Tea☆Time♪

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このページは、管理人が書いたPSU小説となります。
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Phantasy Star Universe Concert 本編01話pso-novel

「Energeia of Dynamis(現実的可能性)」
A.C(Allied Century)0078…

 降りしきる雨の音が聞こえる研究室・・・
エンドラム機関の暗殺者は、殺害した博士の研究資料を漁っていた。
 「なんでこんな事をやらないといけないんだ…?」
暗殺者のボヤくのも無理はない。
なぜなら公式発表されていない過去の噂をまとめた研究資料だからだ。
 「しかも、博士まで殺す必要なんてあるのか?」
ブツブツと独り言で文句をいいながら資料の山とパソコンとにらめっこする。
 「…これか?」
キーボードを叩き該当するデータを引き抜く。
 「なんだ…?」
モニターの中に映し出されたものは…
 『最初に断っておく。これは当時の噂と写真と資料を基に纏め上げたものである。
これを発表しても奇異の目で見られるであろう。
なぜなら、彼女は同じ姿で1200年以上生きている事になる・・・』



B.A(Before Allied)1200年頃…

 旧文明滅亡から唯一生き延びたヒューマンが生活する惑星
いつしかパルムと呼ばれるように惑星に2つの隕石?とみられる物体が落下。
1つは海中へ。さらに1つは森の中へ。
研究者達が森に落ちた一つの隕石?と見られる物体を調べ上げた結果、
それは外宇宙から飛行船である事が判明。
爆発粉砕された宇宙船の外壁には「Remi Dunamis」の文字が確認された。
なお、搭乗していたであろう人物の骨は見つかっていない。
爆発に飲み込まれ破片すら残らなかったのであろうとの見解。


B.A1100年頃…

 ヒューマン達がついに宇宙進出を果たす時がきた。
爆発的なまでの科学技術の発展をもたらしたのは当時発見された新エネルギー
フォトン」の発見である。
 大気中から宇宙空間まで偏在的に存在するフォトン粒子は、ヒューマンをエネルギー問題から開放し
宇宙開発時代の救世主ともてはやされた。
 当時の発見した科学者の中に「Remi Dunamis」が記述されている。
科学者の写真には写ってなく、名前のみが載っている。
 しかし、「Remi Dunamis」が消息を絶ってからフォトン利用の研究は進まず
人の精神エネルギーに感化するフォトンの性質が発見された際も、ヒューマンの
精神エネルギーでは、フォトンの潜在エネルギーのほとんどが活かせないことが判明して
研究は一気に廃れた。


B.A1000年頃…

 100年にも及ぶフォトン研究は行き詰まりを見せた。
そこで、工学的な方法ではなく生物的アプローチを用いて研究を行う流れがおきた。
すなわち、フォトン利用に特化した新しいヒューマンを創造する研究
デザインヒューマン計画)が開始された。
研究は結実し、ニューマンという新しい種族を誕生させた。
 ニューマンの誕生と彼らの研究成果によってエネルギー研究は飛躍的に進歩する。
また研究が進み、大規模化されることで、フォトンの様々なエネルギー特性が解析される。
 その結果フォトン粒子をエネルギーとして利用可能な「フォトン・ドライブ」が実用化された。
フォトン・ドライブ研究者の名前に再び「Remi Dunamis」の名が載る。


B.A1000年頃…

 ヒューマンの生活や作業をサポートする事を目的とした人を模した機械体が
技術的に完成する。この機械体がキャストの原型である。
機械体の技術開発&研究者名に「Remi Dunamis」の名を確認。


B.A1000年頃…

 時を同じくしてフォトン技術の発展によりヒューマンの活動範囲は飛躍的に広がる。
 ヒューマンが新たに着目したのは第二惑星(後のニューデイズ)である。
しかし、旧文明テクノロジーのバイオハザードにより1万年に渡って発生し続けてきた植物の
異常繁殖現象に阻まれ開発は困難を極めた。
以後、開発は続くものの大きな成果をあげれないまま開発は断念される。


B.A980年頃…

 元来、フォトン研究目的でニューマンだったが、外見的にも能力的にもヒューマンと差異が
ほとんどなかったため配偶者や養子に迎えるケースが増えていった。
ニューマンとヒューマンは遺伝子的に近く両者のハーフも多く生まれた。
そのさい、ニューマンの遺伝子が優勢となることが多くニューマンの人口は爆発的に増加。
 人口増加の一方で差別問題も表面化する。
ニューマンに対しての非人道的な研究やペット同然の処遇といった数々の問題が深刻化。
  ニューマンだけでなくヒューマン側からもニューマンの人権保護を訴える声が上がる。


B.A900年頃…

 ニューマンの人口増加と、一部ヒューマンのニューマン人権保護運動の結果、
ニューマンの人権保護が確立された。
ニューマンに対する非人道行為が禁止され、活動の自由が認められるとさらに、
ニューマン人口増加に拍車がかかる。
 この時の人権保護運動のリーダー格の一人に「Remi Dunamis」の名前を確認


B.A800年頃…

 ニューマンの人口が3000万人を数える頃、ニューマンの精神とフォトンとの密接な関係性
から、フォトンを神格化する一派が自然発生的に生まれ、その流れはやがて
ニューマン独自の巨大な宗教組織グラール教団として結実。


B.A750年頃…

 人口が一億人を超えるとニューマンに独立を求める気運が高まる。
そして、ニューマンはグラール教団を中心として「ニューマンによる独立国家の創設」を
パルムの連合政府に要求した。
 その要求に対して賛否両論が分かれるヒューマン勢力だったが、近年台頭する
ニューマン勢力に不満を持っていた一派が突如暴発。
 それをきっかけにヒューマンとニューマンによる種族間抗争は次第に激化していき
ニューマン独立闘争」が勃発した。


B.A700年頃…

 半世紀に渡る闘争の末、ほぼ放置されていた状態だった第二惑星をニューマンに割譲
することが決定。
パルムのほぼ全てのニューマンがニューデイズと名づけられた第二惑星へと移住した。
ヒューマンが300年もの間開発に失敗し続けた惑星だけあって、第二惑星への移住は
困難を極めたが、ニューマンはフォトンを駆使したテクノロジーを発展させ続け、ニューデイズ
建国を達成する。


B.A650年頃…

 第三惑星は有望な資源惑星として、惑星の周囲を周回するサテライト・ベルトを中心に活用
されてきていたが、第三惑星自体の表面の開発は手つかずだった。
 その原因は惑星表面を吹き荒れる嵐に含まれる微粒金属があらゆるメカニズムを不調に
させることにあった。
資源開発に要する機材のメンテナンスに費用と手間がかかり、商売にならないほどだった。
 巨大な資源の山を目の前にしつつも、どうにもならなかったヒューマンだったが、
一部の民間企業が機械の代わりに生命体を資源開発に利用することを思いつく。
そして資源開発に利用するのに最も適した生命体が研究された結果、行き着いた結論は
やはり「」であった。


B.A650年頃…

 この頃、デザインヒューマン計画に類する研究の一切が法律によって禁止されていたが、
秘密裏に再始動し、資源開発に適した新たな種族としてビーストが誕生した。
第三惑星における資源開発規模はビースト投入により急速に拡大。


B.A550年頃…

 ニューマンの努力とフォトン技術によって技術開発が進むと、パルムから征服欲にかられた
ヒューマン勢力が登場した。
 そして、ニューマン勢力との間に武力衝突が頻繁に起こり、またも両者の間に緊張が走る。


B.A500年頃…

 ビーストが武装蜂起し、第三惑星モトゥブ全域における主権を獲得。
こうして3惑星を拠点に3種族が牽制しあう関係性が発生。
 この後500年に渡って互いに争い続け、17回にも及ぶ「大戦」を繰り返す事となる。
ここからの500年は「混乱の時代」となった。
 しかし、同時に、ベクタートラック敷設による流通革命が起こったり、戦乱の中で
フォトン・テクノロジーが急激に進歩したりと「発展の時代」とも言える。


B.A100年頃…

 キャストの原型はBA1000年頃に完成していたが、ハードもソフトも1000年の間に飛躍的に
発達し、この頃にはキャストはヒューマンと変わりらない機動性能と頭脳を持っていた。
 だが、ヒューマン達の側からキャストは「ただの機械」という意識が払拭される事はなかった
「魂」の存在を科学的に立証する事が不可能なように、キャストが他種族と変わらぬ「人」で
あることを立証することが不可能である以上、キャストの人権問題には発展しなかった。
 しかし、この頃、ヒューマン・ニューマン・ビーストの混成集団である某団体が、キャストの
人権を求める運動を起こし、瞬く間に3惑星の各政府に対してこれを認めさせてしまう。
某団体の首謀者の中の一人に「Remi Dunamis」の名前を確認。


B.A90年頃…

 某団体の後ろ盾で、パルムの自治権力の全てにヒューマンに擬態したキャストが送り込まれ
キャストがパルム政権を掌握した。
 彼らがキャストであることが発覚するとヒューマン側から猛反発を受け、パルム各地で紛争が
勃発する。
 この計画の立案者が「Remi Dunamis」の仕業であるという噂が流れる。


B.A10年頃…

 キャスト支配を妨害しようと抵抗するヒューマン勢力が、実は権力や権益に固執する一部の
ヒューマンでしかない事実が露呈。
 皮肉にも戦乱を望まぬ大部分のヒューマンの一般市民達から、キャストによる支配体制は
歓迎された。
 事実を暴き露呈にかぎつけたのは裏で動いた「Remi Dunamis」の仕業であるという噂。


A.C(Allied Century)0000…

 パルム行政権の完全委譲から10年で、パルムにおけるヒューマンの混乱も沈静化すると、
キャストはニューデイズとモトゥブ各代表に和平を持ち込む。
戦乱の原因のほとんどがヒューマン側にあったため、双方とも和平に合意。
 そして恒久的な和平を達成する為の絶対中立の組織である「同盟軍」の設立と、そこに一定
の戦力をそれぞれの種族が提供する内容にも賛同。
 惑星パルムのタルカスシティにて「タルカス三惑星同盟」を締結した。
 3種族が中心となった条約によって、一方的に得る所のないヒューマンではあったが、
ほとんどのヒューマンはキャストによる支配体制を受け入れることで、ようやく500年に渡る長い
不毛な争いの歴史に終止符を打てたことを歓迎していた。
 裏で根回しをしたとされる「Remi Dunamis」の噂が流れる。


A.C0000…

 この年には同盟締結のほかにもう一つ重要な出来事がある。ガーディアンズの設立だ。
これまでの戦乱に明け暮れていたグラール太陽系に平和が訪れたが、いまだに不穏な勢力は
太陽系に残存していた。
 大規模な争乱などは新設された同盟軍が武力で殲滅するが、小規模な混乱は無数に発生。
そのような、同盟軍では手が回らない事例に対して機動力を発揮して迅速に対処でき、人々の
暮らしと安全を守る事が可能な組織として、ガーディアンズが設立された。
 戦争終結で行き場を失っていた大量の元軍人達に対する格好の雇用対策となり、
ガーディアンズは組織として急速に発展していく事になる。
 ガーディアンズ設立の立案・計画・実行にも「Remi Dunamis」関与との噂が流れる。
そしてさらに時は流れる・・・
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