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Bland New Tea☆Time♪

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このページは、管理人が書いたPSU小説となります。
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Phantasy Star Universe Concert 外伝04話pso-novel

「ふしぎなえほん」
  ひゅるひゅるひゅるるる…
おだやかな風のなか、2人の少女がおちてきます。
ぼふん…と、お日様で干された布団におちるかのように草原の上におちてきました。


 それから、すこし時間がたってから一人の少女が目を覚まします。
 「はわっw」
 おちてきた2人の少女のうち、まわりを見回すのは小柄な少女ユファ。
淡く透き通るような金髪と、白く透明な肌もつ彼女は芸術品のような美しさと儚さを
秘めていました。
 「んぅ〜?おひるは、サラダー?」
 むしゃむしゃと、寝ぼけて口にはいってきた草を頬張る少女は被験体1096ソロル。
ユファと同じぐらい小柄な外見と、無邪気に寝転がる姿はまるで子供のようです。
 「ソロルさぁーん><; おきてくださぁーい!」
 「…ふぇ?」
 ゆさゆさと、ユファはソロルをゆりうごかし目を覚まさせます。
キョトキョトと周りを見回すと…周りにはラッピーの群れでした。
 「えーと…絵本をよんでたあと…あれ?」
 「わたしもわからないですよー><。」
2人の少女は、なにが起こったのかわらず混乱します。
 「ぴよぴよー!勇者さまがきてくれたぴよー!召喚成功ぴよよー!」
ラッピーが2人に向かって喝采をおくりだしました。
 「ほぇほぇ、勇者さま?」
ユファはきょとんと、大きな瞳をパチクリと動かし驚きました。
 「やきとりいぱーい…(*'¬')じゅるり…」
 ソロルの呟きにすごい勢いで、ラッピーが離れます。
しかし、一匹の年寄りラッピーが近づいてきました。
 「ごほごほ…勇者様よくきてくださったピヨ。実は頼みたい事があるピヨ。」
年寄りラッピーが差し出したその手には、一枚の緑のラッピーが写っています。
 「あなた達を、えほんの世界に召喚したのはこの緑のラッピーDOUMO-09が悪さを
  しているので止めてほしいためピヨ。」
え?と驚くユファとソロル。
 「はわぁ、ここはえほんの世界なんです?><」
こくっと頷くと、年寄りラッピーは話をつづけます。
 「みどりのラッピー…」
 おなかが減ったのかでしょうか。ソロルは写真をみながらヨダレをたらします。
その姿に心配になる年寄りラッピーでしたが、話をつづけます。
 「退治してほしいのではないピヨ。このDOUMO-09は世界で一番おいしいカレーを
  たべれば悪さをやめるといってるピヨ。」
ポムと手をうち、ニコリと笑うユファでした。
 「そぅいう事でしたら、おまかせくださぁーい♪頑張りますよぉ♪」
おー!と手をふりあげ、立ち上がるユファです。
 「世界で一番おいしいカレー…(*'¬')じゅるり…」
同じように、垂れるよだれを手でふきながら立ち上がるソロルでした。
 「おお、やってくれるピヨか。よろしくお願いしますピヨ。」


 「ちょっとしたピクニックですね♪ソロルさん♪」
 「ふもっふ(もぐもぐ」
 ソロルは口にだんごを詰め込んだまま頷きます。
 うきうきと2人は手を繋いで、草原を歩いていきます。
吹き抜ける風と、どこまでも続く草原の中を歩く姿はとてもとても楽しいものでした。
 「あ♪そぉです〜♪材料を確認しないと♪」
ウキウキとした気持ちのユファは、スキップしながら年寄りラッピーが手渡したメモをとりだします。
 「ゴルドルバの肉に、ミクミコニンジン、ジャッガ・イモ、タッマネ・ギー、カレー粉ですね♪」
 2人は、カレーの味に想像をうかべてわくわくします。


 それからしばらく歩いていると、農園がみえてきました。
そこは2匹の老ラッピー夫婦が、やっている農園でした。
 「…と、いうわけでDOUMO-09のために世界で一番おいしいカレーを作る旅なんです♪」
 事情を説明すると、老ラッピーは心よく野菜をわけてくれました。
 「むぅ…。やっぱり火を通さないと固くてたべれませんね。」
いつのまにやら、かってに野菜を口にくわえているソロルです。
 「わわっ!ソロルさん、大事な食材だから食べないでくださ〜い><。」


 さらに歩いていくと、森の中にはいりました。
森の中にいる魔法使いのラッピーは、この問題を解いたらカレー粉をあげると言います。
 「はわっwがんばって解かないと大変ですよ!ソロルさん><」
ユファは手に汗をうかべて、どんな問題がでるか緊張しました。
 「やぁ…難しい問題は…(ぷしゅ〜」
知恵熱がでたのか、頭から煙がでてきたソロルでした。
 「ピッピヨピ〜!これを解いてみるピヨ!」
 ボン!と魔法使いラッピーが杖を振るうと大きな箱がでてきました。
 「これがとけたら中から、カレー粉がでてくるピヨー!」
 その問題というのは…
 『この世界で、ピヨピヨしゃべる鳥は何ピヨー?』
ポムと、手を叩きユファは答えます。
 「答えは簡単です♪ラッピーですね!」
ガーンと、うなだれ倒れこむ魔法使いラッピー。
 「せ…せーかいピヨ。カレー粉はもってけピヨヨーン><。」


 さてさて、あと残るはゴルドルバの肉だけです。
 「やっぱり、ゴルドルバ倒さないといけないんですかねー><。」
 心配するユファをよそに、いつのまにかソロルがいなくなっていました。
あたりを見回すと、町の中に入っていくソロルが見えます。
 「ソロルさーん!まってくださーい><」
 町の中まで追いかけていくと、ソロルを見失ってしまいました。
 「あぅあぅ、どうしよぉー?」
 心配になり、町の人に尋ねながら探しつづけます。
 「あそこにいるのがそうじゃないピヨ?」
 そのラッピーが指さす方向に、ソロルを見つけます。
 「もぉー、探しましたよ><。」
心配して走り回ったのか、ユファの息がはげしくなっています。
 「やぁ…ゴルドルバの肉をスーパーで買っておきましたよ?」
ソロルの手には、ゴルドルバの肉が握られていたのです。


 まっすぐまっすぐ2人は、草原を進んでいきます。
あと残るは、DOUMO-09のまつ場所に向かって歩いていくだけです。
 「ユファちゃん、あれじゃない?」
ソロルが指さす場所には、大きなラッピーの形をした城でした。
 「ですねぇ〜♪中にはいりましょうー♪」
 ユファが門をあけようとしたら、突然バタンと扉は倒れます。
 「…はい?」
 ソロルが上を見上げると、城だとおもっていたのは大きな木の看板だったのです。
そのまま、ズズンと倒れ付す城の看板。
 「ちくしょおおおお!せっかくできあがった看板なのに!どうしてくれるんだ!!」
 そう泣き叫んでいるのは、緑のラッピーでした。
 「緑ラッピー、焼き鳥決定ですね。…(*'¬')じゅるり…」
 よだれを垂らしちかづいてくるソロルに恐怖をおぼえたのか後ずさる緑ラッピーです。
 「ちくしょうう!このDOUMO−09もここで終わりか><」
涙目になる緑ラッピーの前に、ユファが立ちます。
 「ちがいますよぉ!あなたに世界で一番おいしいカレーを作りにきたんです♪」
ほっとするDOUMO−09に、にへらと優しい微笑みを浮かべるユファです。


 とんとん…とんとんとん…
まるで踊りをする様に、綺麗に野菜と肉が切られていきます。
 ぐつぐつ…ぐつぐつ…
とってもおいしそうな匂いとともにカレーが出来上がっていきます。
 「はい♪できましたよー♪」
 綺麗に盛られるカレーにヨダレをたらすDOUMO-09とソロルです。
 ぱくっ…♪ぱくぱくっ♪
世界で一番でおいしいカレーの名の通り、一口たべただけで幸せが広がっていきます。
 「うおおおおおおお!うーまーいーぞー!!」
 DOUMO-09が感涙の涙をながすと、ユファとソロルが光に包まれていきます。
パアッ…という眩しい閃光と共に2人は消えていきます。


 「んぅ〜?フック・ジンヅケがほしい…んにゃ!?」
ガタンと、寝ぼけてソロルはこけました。
 「えぇ〜と…ここは、フィー姉さんの部屋?」
 被検体1096ソロルはガーディアンズ・粛清課に入隊した後で、保護者フィーの家に
住んでいたのです。
 「…夢?」
 キョロキョロとユファと一緒に見ていたはずの、えほんが消えていました。
 「えへへ〜♪がんばってカレーつくったんですよー♪」
 幸せな顔で横で眠りこけるユファを見ながら、不思議な顔で見つめていました。
そして、ある事にきづきました。
ユファとソロルにはいつのまに、緑のラッピー羽がついていたです。
 「…夢じゃないのかな?」
 キョトンとしながら、ソロルは呟きました。
そんなある日の、不思議な物語。
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