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Bland New Tea☆Time♪

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Phantasy Star Universe Concert 外伝06話pso-novel

「ちえちたクエスト・番外編」
 チェニックチェクエア社内…

 たったたと走りながらtiaraが、上司である神威弐式にテスト用ROMをもってきた。
 「カムイ〜!シナリオの確認とチェックお願い〜。」
ボリボリと、ヴァーラ・チップスを頬張っていた神威弐式が振り向いた。
 「んあ?ああ、了解!」
 テスト用ROMを手に持った神威弐式は、別室で開発スタッフとテストを開始した。


…ちえちたクエスト10〜追憶の星霊〜

 「おいぃ?何これ?」
 神威弐式が声を荒げる。
 「主人公の母親がヴァーラって何?主人公みながらヨダレたらしてるよ!?
  しかも腕の爪を振り下ろそうと…、、アッー!」
 画面が割れ、母親ヴァーラと戦闘が始まる。
激しく繰り出される左右の爪の連撃をかいくぐり、神威弐式の拳が腹とアゴに当たり
母親ヴァーラが倒される。
 『クックック…(プレイヤー名)の実力を甘くみすぎたか…。
  だが私は、何度でも立ちふさがる!親離れできる日までな!』
 ガシャーンと窓ガラスを叩きわり、母親ヴァーラが外に逃げていく。
 「ちょwwおまwww tiara何てシナリオ作ってんの?」
  神威弐式が、抗議の声をあげるが…
 「いいから、先に進めてね。」
サラッと神威弐式の言葉を無視し、tiaraが先に進める様に促す。


 「…町の中を探索するか。」
 キョロキョロと辺りを見回し、道具屋から主人が走ってくる。
 「お?イベントか?」
主人が近づいてくるまで待っていた神威弐式が、ギョっとして構える。
 『キヒヒ…(プレイヤー名)め。今日も万引きしやがって!ぶっ倒してやる!』
 血走った目で襲いくる道具屋主人の木の棒を叩きおとし、一気に反撃にでる。
左拳がわき腹に、右拳が頬にあたり、よろける道具屋主人。
正面突きが、顔面にあたり道具屋主人を倒した。
 そこでムービーが始まり、綺麗な顔の道具屋主人が写る。
 『くっ…また返りうちか…。覚えてろ!次こそは…(ぐふぅ』
 主人公が、道具屋主人の腹に一撃を食らわせ気絶させる。
 『(ぱんぱかぱーん)なんと!木の棒を手に入れた!』
誇らしげに、木の棒を高々と掲げる主人公でムービーが終わる。
 「おいぃ?主人公外道すぎるだろこれ!?」
 tiaraに振り向き、真剣に怒りだそうとした時である。
tiaraが画面に、指を向ける。
 「ほらほら、余所見しないの!」
 「あ?」
 神威弐式が画面に視線を戻す。
そこには、画面を覆いつくすほどの住人…。
 「げ!やべえ、逃げるか…!」
 画面上に町の出口までの距離が表示される。
画面が反転し、町の出口が見える。 


ミッション:1「町から脱出せよ!」

 「うおおおおお!!」
 神威弐式が声を荒げ、懸命に走り出す。前後左右から住人が武器を片手に襲いかかる!
懸命によけながら、倒しながら主人公は出口に向かうのであった。
 「町から出るだけで、どんなつらいねん!」
神威弐式の怒りに満ちた叫びが部屋にこだまする。


数十分後…

 「はぁはぁはぁ…」
 汗だくになりながら、神威弐式が息を荒げている。
 「おいぃ?出口までどんな遠いねん!」
 ツッコミの間もおかず、ムービーが展開する。
突如、空が陰り雷光が光る。
雷光が落ち、木々が燃えながら倒れていく。
 その中心から、登場するのは…
 『フハハ…また会ったな(プレイヤー名)!町の外にでるなら、夕ご飯までには帰ってくるのよ!』
 そう、それは母親ヴァーラであったのだ!
 「またお前かー!!」
神威弐式が、おもいっきりツッコミを入れるとゲームに不具合が起きて停止する。
 「あーあ…これから面白くなるとこなのに…。どこでバグでたんだろ?」
 tiaraがブツブツいいながら、ディスクを取り出す。
 「ふぅ…。 よし、このまま製作を続けてくれ!」
神威弐式が、GOサインを出す。
 「はぁーい。」


 かくして、ちえちたクエストはこうして作られていくのだ!
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