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Bland New Tea☆Time♪

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Phantasy Star Universe Concert 外伝07話pso-novel

「海での思い出」
惑星ニューデイズ…イェルハルト家

 「お姉ちゃ〜ん…暑いよぉ…」
 「んむ。」
 ただいま真夏のニューデイズである。
久々に休暇をもらえたフィーは、ユファと被検体1096ソロルを連れて
実家に戻っていたのである。
 「…あひゅににょ、ふーももふもふふ。」
 「あー!ソロルさん。ソフトクリーム食べながら、喋っちゃだめですよぉ。
  ほらぁ、手も服もベタベタじゃないですかぁ(>ω<)」
 ソロルのベタベタになった顔と手や服を拭いた後、新しい服に着替えさせる
ユファを気だるそうな目でぐったりと横になりながら見るフィー。
シャツを着ようとして、途中でひっかかり混乱したソロルがよろよろとよろめき激しくこける。
の衝撃で、部屋を飾っていた調度品が連鎖的に崩れていき最終的に
天井のシャンデリアを落としてしまった。
窓ガラスも完全に破壊され、蒸し暑い外気が室内に容赦なく入り込んでくる。
無論、エアコンも動かなくなり嫌でも室温が上がり発汗し始める。
 「だぁ〜!暑い!暑すぎる!!」
 頭にシャンデリアの破片が刺さり血が勢いよく噴出しながら、フィーは叫んだ。
おもむろに立ち上がると、周囲を見回し一つの写真に目を止めた。
 「そうよ!海にいけばいいじゃない。」
 「お姉ちゃん。先に出血とめないと、倒れちゃうですよぉ〜。」
ユファがそう言った瞬間、ビシッと指を立てポーズを決めたままフィーは倒れた。


惑星パルム…パラカバナ海岸

 「んぅ〜。やっと着きましたね。ふふっ♪」
 「はいにゃ〜♪」
 護衛兼車の運転及びソロルのための食料を積んだ車2台の運転も兼ねて、
お供に、エリス嬢と神条摩樹奈かみじょう まきなも連れてきた。
 「わわっ。ソロルさん!泳ぐ前に、食料食べちゃダメですっ!」
 「む〜…夏場だから、腐るといけないじゃないですか。」
 「だからと言って、10分で、ワゴン車いっぱいに詰め込んだ食料食べつくすのはいけないですよっ!
  めっ(>ω<)」
 ぺちっとソロルの頭を優しく叩くユファであった。
 一瞬だけしょんぼりとしたソロルであったが、漂ってくる匂いを嗅ぎ当てると目を
輝かせ走り出していった。
 「ふに…。これは、いか焼きの匂いですね…?(*'¬')」
だが途中で、フィーに捕まりひきずられながら更衣室で着替えさせられる。
 「わぁ♪えりちゃんのビキニ姿かわいい〜♪」
 「んむ、これはイイ(=ω=)」
 「えへへっ♪特注ですよぉ〜♪」
 ユファと、フィーがエリス嬢のビキニ姿を褒め称える。
 その時スクール水着に、浮き輪を装備したソロルが目を輝かせ図鑑を持ってソロルが駆け込んできた。
勢いよく転ぶソロルの図鑑の角が、宙を舞い塞がったばかりのフィーの額に傷跡に
ぶつかり勢いよく血が噴出したのであった。
摩樹奈のレスタで、ソロルとフィーの治療が終わった後ソロルの持ってきた図鑑を
全員で見てみる…。


…数分後。

 「…話を要約すると、ソロルちゃんはこの図鑑に出てくるのを釣って食べてみたいっていうのね?」
 無邪気な子供の瞳で目を輝かせながら、コクコクと激しく頷くソロル。
 「ふふっ。ソロルさんは、無邪気ですねぇ〜♪」
 「そこがソロルちゃんの萌えポイントよ(=ω=)」
 口に手を当て微笑むエリス嬢、鼻血をだしながら答えるフィー。
 「…しっかし、これどうやって釣りにいくのよ?船も用意してないわよ。」
 「はいにゃ〜♪そういうと思って、ちゃんとチャーターしておきましたにゃ♪」
 「おお!さすがだな!」
えっへんと、胸を張る摩樹奈の頭を撫で終わると全員が船に乗り込むのだった。


…さらに数時間後。

 「いや、待て。私達は釣りにきたのか?泳ぎにきたのか?(=ω=)」
 「もぉ〜お姉ちゃん。そのツッコミするの遅すぎですよぉ〜?」
 フィーの物言いにほっぺを、ぷっくりと膨らませるユファの隣でエサを仕掛けておいた
ルアーが反応しはじめた。
 「ゆっちゃん。エサにかかってるにゃよ!」
 「わわっ!」
 釣り糸を巻き上げ、格闘する事数十分。
海面が泡立ちながら大きくうねり、ソレは姿を現した。
海面を漂う木の葉のごとく、船は激しく揺れ動き振り落とされないように捕まる。
まるで、海底火山が噴火したかの如く海面が爆発し、大粒の雨さながらに船の上に海水が入り込んでくる。
 「これは…マ・グロじゃない大物ね…」
 蛇のように細長いシルエット、その身を覆うは鎧の様に分厚い鱗。
頭は、そこだけが別の生命体であるのかウネウネと触手蠢くグロテスクな仮面を着けていた。
 「ふに…図鑑によると、太古の昔に絶滅したはずの古代生物ディー・ロレイですね。」
 キシャアアアアアアアア!
 甲高い耳障りな声を発しディー・ロレイは小型の丸い物体を放出する。
ボンボン…と音をだしながら、船に近づき丸い物体は爆発した。
その衝撃で、船は傾きソロルが空中高く放り出させる。
 「ソロルちゃん!マキナ!急いでソロルちゃんを回収するのよ。船を出して!」
 「は…はいにゃ!」
 フィーが、摩樹奈に指示をだし船を動かそうとする。
 (まずい…ライフジャケットをつけているとはいえ、泳げないソロルちゃんじゃロレイの餌食に…)
 そしてソロルが落ちた先は、なんとディー・ロレイの顔の上であった。
 「…食べれるのでしょうか?じゅる…(*'¬')」
 その瞬間、ディー・ロレイが悲鳴を上げソロルから逃げる様に海面に沈んでいく。
船を旋回させソロルの元に向かった時には、すでにディー・ロレイは逃げ去っていた。


…後日談。

 部屋の修復も終わり、冷房の効いた部屋でソロルは日記を書いていた。
 『フィー姉さん達と、海に行きました。とっても楽しかった。
  ディー・ロレイの顔を少ししか食べれなかったのは残念でした。
  最後に思ったのは、食べれる食べれないは問題じゃない。
  いかに食べるか、それが問題だと思いました。』
パタンと日記を閉じ、今日も元気に頑張ろうと思ったソロルであった。
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